私が住む国、フランス。日本人は自分が悪くなくても簡単に謝る。とよく言われます。
それと真逆で こちらの人はかなり謝るのが苦手。というか謝ったら負けと思っている様子。
先日スーパーで買い物をた時に「あれ?そんなにたくさん買ってないのに結構な金額だったなぁ」と思ってレシートを見直してみたら、鶏肉1パックの金額が48€となっている!
300グラムで48€は完全に間違いなので早速お店に電話。
出てきたお姉さんに事情を説明すると「じゃあお店にレシートと商品を持ってきてくれれば払い戻しするわよ」と。
日本だったらまずは 「大変申し訳ございません。こちらのミスです。ご足労をお掛けして申し訳ありませんが、ご来店頂く事は可能でしょうか?」となるところに、ごめんなさいの一言もなく。
まぁでもこちらではどこでも似たような対応なので 「じゃあ後日行きます」と言ったら「Pas de souci!」と一言。
「Pas de souci」はフランス語でご心配なくーみたいな表現だけれど、この場面でお店側の人が言うセリフかい?と。。。
後日お店に行った際にも、最初の一言は 「レシート見せてもらえます?ふむふむ。あ〜これxxがやったんだわ。何でこんなミスするのかしらねぇ!」とレジを担当した同僚を非難。
結局最後までごめんなさいの一言が発せられることはありませんでした。
個人主義の国風がここにも表れていて、「自分ミスではなくてもお客様にとってはお店のミス。自分もお店の一員だから謝ろう」という意識は全くないようです。
み(フランス)



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